氷結の季節

朝は氷点下5℃、昼でも0℃ぐらいという例年より寒い日が続いています。夏は酷暑で温暖化ヤバイな、と感じ今は寒冷化しているんじゃないかな?と思ったり・・気候も自然もクマ出没も長い目で見ればブレながら上か下に進んでいくのでしょう。”まさか”が無ければ・・

ハクチョウの飛来は例年どおり。あちこちの畑で落穂を探しているよう。

日陰の路面はツルッツルで最悪。この時期の降雪があった後の0℃前後は一番危ない気温で日向は乾いていて普通に走れるので油断して普通に走っているとカーブでほぼ確実にスピンします。この数キロ手前では3台のスリップ事故直後に遭遇。危なく突っ込むところでした・・こういう時は地形や建物での日陰がどこにあるかを早めに察知することが必要です。

夕方、網走湖のインレット付近に行ってみるとライズだらけ!?

やはり30㎝ほどのエゾウグイとウグイの連発でした。でも湖のやつと違い最後まで引くので、もしかしてトラウト?という期待もあったりして。

ルアーも投げたりしたけど狙いのアメマスは釣れなかったもののルアーマンは60ぐらいの大物を上げていました。ガイドやラインローラーは凍り付き手足の感覚も無くなってきて終了、温泉へ。寒かったけどのんびりしたいい一日でした。

 

晩秋の開陽台

中標津の開陽台へ。今年はバイクでも来なかったので1年以上ぶりです。快晴なのでよ~く見るとホント地球が丸く見える・かな・?その看板だけは昔から変わらず健在。昔はバイクで夏に来ていたからいつも霧で「地球が白く見えた」記憶ばかりです。

薄く見える根室海峡の向こうは国後島がそびえている感じ。近いなぁ・・行きたいなぁ・・

展望台には山々の名前が書いてある看板が付いていました。これは特に山を登る人には興味があってなかなか良い!

北極星の方向のモニュメントの先には斜里岳。北北西の方向。かなり白いです。

入るのを我慢したくなる名物?のトイレもついに最新に!しかし・・この秋どこでも大発生しているカメムシの虫かごのようになっていました・・保守管理が大変だとお察しします・・

枯れた秋色の来た19号。

手打ち蕎麦が食べたくて中標津の「伊とう」へ。比較的リーズナブルで美味しくおススメです。蕎麦って手打ちと機械打ちってホント違いますね。今度は久しぶりに我が清里町の名店「秀峰庵」へ行ってみよう!

 

大工仕事と釣り竿と

屋根裏へ上がる梯子を仕舞うときに引っかけておく木材がボロボロになっているので新しく作って付け替えしました。

昔使っていたテーブルの天板が残っていたので利用。硬くて今度は10年ぐらいは持ちそう。金具も曲がらないように木の部品を作って取り付け。ただこの梯子、めちゃ重いのであと何年外したりできるか・・・

旅用にパックロッド(小継で短くなるもの)を初購入。こんなに小さくなって軽いんだ!と感心しました。ただ竿先は細く、カバーが付いているとはいえ、すぐにどこかに引っかけて折りそう・・本格的な2本継のロッドのようには使えないのはわかっているけどちょいと竿も持っていこう、という旅にはきっといいと思います。

意外に多忙な休館日

繁忙期を閑散期の違いがはっきりしている北海道。「シーズンオフの長期休館日は何をやっているの?」とよく聞かれますが、「遊びも含めて繁忙期にできなかったことをやっている」でしょう。今日やらなくてもいいやぁ~・・という考えで先送りしていたら次の営業日までにできないことが出てくるので、「さあやってしまおう!」と自分を鼓舞してとりかかります。家内外の片付け、掃除や洗濯、大工仕事やあちこちの修理、床のワックスがけ、タイヤ交換やエアコン室外機のカバーかけや薪割りや鮭トバ作りなどの冬の準備などキリがないけど列記して、できたものから消していきます。ここ数日は布団カバーやベッドパッドなどの洗濯とアイロンがけ。暖房のかかっている居間はよく乾きます。

休館に入ってから2週間ぐらいは集中的に釣りで頭をリセット。昨日はK氏と湖へ出陣しましたが釣れない上に強風と小雪。若いK氏はへっちゃらだけどボクは寒さで撤退。体表のシワの分だけ表面積が多いから余計に寒いのか?そもそも代謝が下がっているし・・などと言い訳を考えながら温泉へ直行。湖は風があって波がないと釣れないしでもそんなときは寒いし、魚に優しいときは人には厳しい釣りです。

会議や研修等もこの時期に集中。夜は観光協会主催の試食会。近年地元でもいいサツマイモができるようになったのでスイートポテト的なお菓子やイモそのものを食べるのとお土産用の地元産小麦のラーメンやサツマイモ焼酎などの試食です。

4種類のサツマイモ。ビックリしたのはどれも甘みが強い!そしてホクホクではなく、しっとり系です。北海道でできるサツマイモはなぜか水分が多いとのこと。シフォンケーキなどの作製は気を使ったそうですが、この甘みの強い素材は料理の可能性が多様です。保存も10℃~20℃ぐらいの部屋の片隅に置いておけばしばらく保存できるとのことで、ウチでも料理にチャレンジしてみようと思います。サケ、マスからブリ、サバへ、じゃがいもからサツマイモへ、(じゃがいもは十分獲れるけど)と時代は変化していくものですね。

 

サンキューとよろしく!

 

Y氏から5年ぐらい前にもらったアングラーズハウスのウェダーも素材の劣化でついにお役御免。この前も同じ型のウェダーを25年つかっていてそのあとこれで5年。自分の体型と使い方に合うものを何年もかけて探していたけどどれもイマイチでこのウェダーが一番使いやすかったため直しに直して使っていました。

新たに購入したのがブルーストームのファスナー付きのもの。このメーカーは高階救命器具という長年ライフジャケットを作っている会社でブーツ部の使用条件にあったサイズ(厳冬期や北海道では分厚い靴下を履くので他のメーカーよりかなり大き目に作ってある)が決め手となりました。登山用品メーカーのファイントラックとのコラボ製品も多数というところも信用ありそう。使ってみたら足首のところが細いとかショルダーベルトの伸縮性が低くて肩が疲れるとか短いとかいくつか改善してほしいところはあるけどしっかり作ってあるいい製品だと感じました。何年持つかなぁ・・

見えてます!

今、2階から撮影した北の空。斜里町の町明かりが強いけどその向こうには、というかはるか上空にオーロラが出ています。肉眼だとなんか赤っぽい・かな?ぐらいですが写真で撮るとしっかり赤い!気温もちょうど0℃だけど風もなく月もまだ出ていない満天の星空。昔の人は凶兆だと思ったらしいけど今はとりあえず電波障害もなく吉兆の気分です。

急がねば!

昨晩から今朝にかけて吹雪になりました。気温はマイナス1~2度だったものの北からの強風でちょ~寒い!道路もツルツルになりました。

今(23時)の気温は氷点下5.7℃。首都圏などだと0℃に壁があるようにそれ以下にはなかなか下がらないけど、前日までプラスの最低気温だったのが一気にここまで下がります。そしてちょっとヤバイのが水道。外の水道はまだ締めていないのでかなり心配。破裂いないかなぁ・・・明日は早めに落とさねば。(水道の蛇口から配管の水までを流してしまうことを水を落とすと言います)そしてワイパーの冬用への交換、。エアコンの室外機のカバー付けなど冷えると急にやることが増えてくるのです。

執念の一匹

今朝は朝1時間を砂浜で投げ続けて何も無かったものの夕方、知床の砂利浜でいきなり釣れました。この河川はサケの遡上を観察できるところで10日前には川幅いっぱいにびっしり千匹以上はいたサケが今日は数匹しかおらず、釣り人も一人だけ。こりゃダメだ、30分ぐらいルアーを投げて帰ろう、と無欲でいたのが良かったのかも・・

天気は下り坂。明日は清里でも雪が舞う予報。北風もまた強くなるようでしばらくサケ釣りはできないと思いますがあと数匹鮭トバ用にほしいところです。

フィッシングウィークへ

毎秋恒例のフライフィッシングウィーク。しかし年々どこの魚も釣れなくなってきているので海釣りやエサ釣り、紅葉も兼ね、いろいろな釣りを楽しむフィッシングウィークということにしました。まずは滝の上町の通称「ヒグマダム」へ。晴れの予報が・・まあタイヤを換えておいて正解でした。

一昨年はあんなにあったライズが昨年は少なく、そして今年はごくまれにしかありません・・・

魚の型は大きくなっているようだけど減っているのは確か。エサも少ないしダムへの土砂の流入、堆積も増えていて全体が浅くなっているのもわかりました。やはりダムは恒久的なものではないですね・・

相棒の神奈川Y氏とホテル渓谷で恒例の卓球。昨年よりラケットとボールも用意して、温泉→卓球で汗かいて→温泉、と足がもつれてコケそうになるけど健康だなぁ!!

コマイ釣りに海へ。新調したダイワのラテオが満月です。

3本針に3匹!型は小マイ、中マイ、大マイとバラバラですがアタリも強くてちょっと誘うとよく釣れるし面白い!

サバ、アブラコ、なぜかサヨリも混じり大漁!このあと帰宅し2人で2時間かけて下処理・・大変だったけど冬のお客さんにはお出しできる日もありそうです。さすがタラの仲間、大型のムニエルは美味かった!

翌日は猛烈な嵐で道は倒木であちこち通行止め。車には枝などが何度も当たってきてフロントガラスが割れるかと思ったほどひどい一日。嵐なのに鹿も道路に出てくるし、道は間違えるし・・こんな日は外に出てはいけないよ、という教訓でした。

翌日は濁りづらい湧水の川へ。しかし・!?魚が全くいない・・川虫は豊富なのに・・鮭と一緒に上ってくるニジマス、アメマス、オショロコマ、ヤマメが川にウジャウジャと踏みそうになるぐらいいたのにいったいどこへ・??ほぼいなくなってしまったカラフトマスとひどい不漁が伝えられているサケも全くいなかったので同期しているとしか・?初めての光景に唖然・・

湧水でない通常の河川も増水と濁りで釣りができないので紅葉を見がてら湖へ。今年は急に寒くなったうえ嵐が連続したのでイマイチの色づきですが綺麗なカエデもありました。

昼は川湯の「そば道楽」。北海道らしいしっかりした打ち方とこの店ならではの美味しいカボチャに大満足。

苔むした倒木にモミジを添えてみました。秋だねぇ~

釣れてしまうヒメマス。今年は数は少ないものの型がよく35cm~40cmもありました。

最終日はウグイがちょっと釣れただけだったけど最後は快晴。魚の少なさに悲嘆する今回だったけど自然も卓球も食(寿司、蕎麦、天ぷら、ハンバーグ、ラーメンに旅館の食事のような夕食、スープカレーにソフトクリーム)も楽しめたウィークでした。太ったかも・・

追記・・今話題のクマですが、「熊出没注意」の看板の「注意」の上に大きく「中」と上貼りしてありました・・でも秋のフィッシングウィークの中では山奥でもまだ一度も会ったことがありません。きっとよく叫んでいるからかも・・知床の道端ではよく見かけますが・・

 

 

 

 

 

鮭トバ用を探し求めて

ブナの出たサケでいいので(遡上間近で体が黒くなっているやつ)あと何匹かほしいと朝から知床から斜里まで彷徨いました。ウトロでは魚はほとんど見かけずカレイ狙いに変更、1匹だけ良い型をゲット。カレイの刺身はなかなか美味です。

漁獲量もとても少ないので遡上も終わっちゃったのかな・・とオンネベツ川を覗くと川が黒い・・?

大き目のサケで川一面ビッシリ!なんだ、まだいるじゃん!帰って寝ようと思っていたけどまたどこかでやろう!

知床への流入河川の河口でサケ釣りをしていいのはほぼ一ヶ所だけそこも全く釣れないようで誰もいません。こりゃダメだ、あとはまだ行ったことのない斜里の砂浜をのぞいて帰ろう・・低気圧が近づいてきてきて段々と雲行きが怪しくなってきましたが海越しの知床連山は見事です。

平日は工事で通行止めだけど土日だけ通れる道を1キロほど走るとブッコミ釣りのおっちゃんたちが数人。ダメもとでとりあえず浮きルアーを投げていると射程圏内にサケが何度か跳ねました!いるじゃん!なかなか食ってこなかったけど1時間ほどしたころにやっとオスをゲット。砂浜にずり上げるので魚は砂の固まりに・・ざっと洗ったけど料理前にちゃんと砂を落とすのが大変だ~。砂浜でサクラマスは釣っているけど鮭は初めて。この時期でも釣れることがわかったのと斜里と網走は一人釣り竿3本までのルールができて一人の専有面積が減ったので浮きルアーの釣り人などが入る余地ができたのはよかったです。明日からしばらくは海は荒れるので次は淡水の釣りになるかな・・Wさんは湖で大ニジを釣ったようだし。