身近なやつ

スノーシューツアーに向けた体力維持のため宿周りのお散歩コースを歩いたり走ったりしてると、あれっ?ムギ?(3年前に死んじゃった犬)と間違うような道路を走るキタキツネに出会いました。

しかし、さすが野生!ムギとは違って緊張に満ちた目付きをしていて毛並みもよく冬仕様の体つき。

帰ってからは2度目のワックスがけ。1度目はヒイヒイ言いながら雑巾がけのように布で塗ったらムラだらけ・・こりゃダメだ・・とフローリング掃除用のクイックルワイパーみたいなモップを買ってきて塗ると!楽だしキレイだし、やっぱり道具は大事だと再認識。あんまりピッカピカではなくて逆に風景画的にはいい感じに仕上がりました。とりあえず一部屋だけね・・

 

 

 

室内メンテの季節

宿のような少し大きい建物をきちんと維持するのは手間がかかります。資金が潤沢にあれば電話一本で大工さんでも設備屋さんでもペンキ屋さんでも呼べるし世話になった親方たちに発注したいのですが、ウチのような北国の観光地ではない場所にある個人の宿ではそうもいかずできるものは自分でやらねばなりません。しかしこれを何年かやっていると”やらねば”というより”やりたい”となってきます。不具合を見て対策を考え、余った材料を切ったり削ったり塗ったりして完成したときの達成感がいいのです。今日は1,2号室の暖房の通風孔の掃除と修理、ベッドの足が当たる部分を板張りに変更。

大工仕事をするための電動工具の中で一番の相棒はこのスライド丸ノコでしょうか。あと普通の丸ノコとインパクトドライバー。とりあえずこの3つがあれば月曜大工レベルの造作はなんとかなります。やはり物を作ることは楽しいですね。

トラウトは難しい

今日は風も弱く晴れ間も広がり穏やかなワカサギ釣り日和。今回は網走湖の女満別側の釣り場へ。こちらは人も少なく広大で静かで、しかしメジャーな呼人側の釣り場より状況によっては良く釣れるいい場所です。北海道ではまだ学校も冬休みなので家族連れも楽しんでいて、ここに写っている人はほとんどが女性か子供。暖かいといっても氷点下5℃ぐらいなのに皆さん元気に外で釣っています。その横に一張りだけ寒さに弱く元気のないおじさん2人がテントの中でぬくぬくしています。(ボクとM名人)

雪の少なさはこんなところにも・・湖面の氷の上に雪が積もっておらず透けています。氷の厚さは40センチぐらいと充分だけど、下が見えるのはちょっと怖いかな・・たまにビシッビシッと氷の割れる音もします。ただ凍るときに体積が増えるときの割れる音だから大丈夫。

今日はトラウトを釣るぞ!とイクラを付けてみたり、小さいワカサギを付けてみたり・・しかしM名人はルアー+イクラでカレイ連発!

立派なウグイ君もゲット!さすがです!?

ワカサギは大型ばかり3百匹ぐらい。ホントよく釣れます。しっかり干してうまみUPと型崩れ対策、それから美味しい甘露煮に仕上げようと思います。

ペンキ屋

今日もはっきりしない天気。さっと雪をかぶった斜里岳が情報交流施設「きよ~る」に貼ってあるプロが撮った斜里岳の写真のよう。

そして今日はペンキ屋さん。さすがに6部屋目ともなると慣れているのでサッサと塗っていきますが、逆にだんだん雑になっていく気もします・・隅を筆で、面をローラー刷毛で塗って行くのですが一度だけだとムラが出るので2度塗りをします。で、結構刷毛を押し付ける力がいるのでいつもちょっと筋肉痛になるけどこれが達成感でもあります。

しっかり乾燥する前にマスキングテープをはがして片付け完成。見た目は新築の部屋のよう、気持ちいい~。せっかくベッドもストーブも出したのでワックスがけもしようと思います。ピッカピカにするぜい!

遊んで働いて

今日も昨日と同じく気温は高めだけど(でも氷点下)日が射さず肌寒い日。こんな日は”いつかやらなきゃ”と思っていた大工仕事に重い腰を上げます。一部屋づつ塗っていった客室も最後の6号室で一巡。塗るだけでオリジナル感や清潔感が出るので西洋人はよく壁を塗り替えるのも納得です。今日はマスキング。これが一番手間で、しっかり掃除をしてから窓やドア、巾木などに塗料が付かないように真っすぐビニール付きテープを張っていきます。

居間でくつろいでいるとシマエナガが今日もやってきました。今回は7~8羽のうち5羽がシマエナガ。丸く白い頭でシラカバの枝を突きつつ移動していきました。さて明日はちょっと楽しい塗装です。

テントの張り方

昨日解禁となった網走湖のワカサギ釣りへ。ずっと爆釣!とまではいかなかったけど、天気の悪さも好条件だったのかずっとそこそこ釣れ続きました。いつもは昼頃釣れない時間があるのです。ボクはトリプル、M名人はダブルヒット!

11時ごろから吹雪となりホワイトアウト。午後は降ってくる雪は止んだものの地吹雪へ。氷点下の強風でテントがつぶされ寒さもあり撤収する方が続出。終盤10張り残っていたテントも3張りがつぶされていました。しかしM名人のテントはなかなかの高性能で、ボクも昔取った杵柄で(WILD-1というところでキャンプ用品を売っていました)ペグと張り綱をピンピンに張り、スノースカートにしっかり雪を積んだため、風をはらまずバタつかず少しの寒さ以外は快適に釣りができました。

ワカサギは数百匹は釣れましたが、今日の一番はこれ!なんか強烈な引きで”これはウグイじゃねぇ!”と慎重にやり取りしアメマスか?とおもったら27センチのニジマスでした。でも胃袋にワカサギは入っていなかったからちょっとドンくさいやつでサシに食いついたのでしょう。明日は塩焼きです。さて次はアメマスも狙って女満別側でのワカサギ釣りに挑戦しようとおもいます。ワシたちもいっぱいいたけど吹雪で写真を撮れなかったので次回はテントから狙おうと思います。

雪、少なくとも

藻琴山は軽アイゼンがちょうどいいぐらいの雪。これがあるとずるずる滑らないので安心と疲れが違います。

雪が少なく通常の登山道しか通れませんがそれもハイマツをかき分け・・

トンネルを何度もほふく前進。子供のころの遊びを思い出させてくれる楽しさがありました。

まだ氷結していない屈斜路湖や阿寒の山々、知床やウチの裏山(斜里岳)も良く見えてさすが絶景、藻琴山。

上部ではエビの尻尾が見事でした。

元日の近隣ツアーでは初詣で来運神社へ。さっきはいたというリスは去っていましたがシマエナガは相変わらずせっせと食事中。

珍しく警戒心の強いキタキツネ。尾っぽをまっすぐ伸ばしバランスをとって疾走していく姿はさすが野生。ワンコではこうは走れません。

真下に来ても逃げないオオワシ。彼らも個性があるようです。

斜里岳は元日から赤く染まってくれました。

皆で釣りをして獲物は唐揚げや骨酒で乾杯!今年も楽しい年になりそうです。

ツアー始まり

天気が少しでもいいところへということで野付半島へ。ここはエゾシカの越冬地でもあるのですが、なぜか目につくのは雄鹿ばかりで男子校のよう・・後ろは国後島。

野付湾の内側はほぼ氷結しています。沖の氷の上にポツンとオオワシが。

新しくなっていた遊歩道。大氷原に向かってどこへ向かうのか?という感じです。

標津の町はずれに見つけた、たぶん標津線の廃線跡。

開陽台も雪が少なくていつもの開陽台ですが、人はほとんどいません。

今日は知床。年末はホント人が少なくて店も多くが閉まっていて閑散としています。森も雪が少なく笹が出ていて大変なところもあったけどなんとか行けました。

男の涙は風が強く日が射していなくて寒かった・・

でも寒い分、フレペの造形は見事です。

天に続く道は遠くに車のライトが連なっていて人工物なれどいい感じ。

さてこれからもツアーであちこち紹介していきますのでよろしくです!

 

可愛いお客さん

宿の前のシラカバにしばしば小鳥の群れがやってきます。多くの鳥たちが暖かい南へ行ってしまった今、残留組で目立つのはシジュウカラやゴジュウカラなどのカラ類とキツツキ類。その中にたまに混ざっているのが真っ白頭のシマエナガ。写真ではちょっと小さいですが、せわしなくエサを探しています。このあと、家の外壁をコンコンたたく音がして、なんだろうと外から見ると大型のキツツキであるヤマゲラが!「こらっ!壁に穴開けるな!」と追っ払いましたが外壁がウチのように木の家は皆さんけっこう穴を開けられていますね・・そのあとにモモンガが巣作りしたりして・・「モモンガって真夜中にゴソゴソ動くからうるさいんだよなぁ~」というのが知人談です。

山の状況

山の積雪はどうだろう?とスノーシューツアーの下見に藻琴山へ。まず、駐車スペースからハイランド小清水までは雪が無く笹原で直登はできずに道路歩き。雪は5センチほどしかありません。

例年であればハイマツの上に積もった雪原を歩くのに、今歩けるのは10センチほど雪が積もった登山道だけ。下見+トレーニングということでフル装備の重い荷物とスノーシューもザックに付けていきましたが雪の重さでハイマツが道の上にかぶさっていて歩きづらいし、松ヤニが付きそうだし・・

ハイマツの上から斜里岳と屈斜路湖を見て登るのを止め早々に下山しました。正月にツアーで来るとしたらスノーシューツアーではなく、軽登山ツアーになりそうです。

でもさすがウサギの藻琴山。あちこちに足跡がついていました。元気なウサギが多そうだということで、今回の下見は良しとしましょう。